信頼度成長モデルに基づく最適初期流動管理期間の決定法に関する考察
書誌事項
- タイトル別名
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- A Method for Determining the Optimal Initial-Production Control-Period Based on a Reliability Growth Model
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説明
新製品の開発や新設製造ラインにおける生産の初期段階では,生産工程内作業の未熟練や作業ミスなどにより不良が多発し,工程が不安定状態になることが多い.この初期流動時に,安定した量産の出来る定常流動への速やかな移行を目的として,日常の管理とは異なった初期流動管理が実施される.本研究では,総生産期間で発生するコスト要因を考慮し,信頼度成長モデルに基づいて導出される総期待品質管理コストを最小にする生産量を最適初期流動管理期間とする方策について議論する.また,初期流動管理による工程の安定化が,当初の目標を達成できなかった場合の損失をペナルティコストとして考慮した品質管理コストモデルを提案し,数値例を用いて考察を行う.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. R, 信頼性
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電子情報通信学会技術研究報告. R, 信頼性 95 (348), 49-54, 1995-11-10
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571980077374297600
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- NII論文ID
- 110003301833
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- NII書誌ID
- AN10013243
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles