日本における安全なインターネット投票の導入に向けて
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- 久保田貴大
- 東京大学大学院情報理工学系研究科コンピュータ科学専攻
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説明
選挙における投票を電子化することには以前から関心がもたれており,実際に,地方選に電子投票機が用いられたこともあった.2013 年のネット選挙解禁とも相まってインターネットでの投票にも関心が高まっている.本研究では,日本におけるインターネット投票の実現の可能性や,その制度の導入までの課題について,安全性,コスト,法制度の三つの観点から調査・検討した.特に,JCJ-Civitas 投票プロトコルを基にした,「攻撃者が投票者と物理的に同じ場所にいて投票者の端末を監視する」 という攻撃に対処するようなプロトコルを提案する.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. 情報システムと社会環境研究報告
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情報処理学会研究報告. 情報システムと社会環境研究報告 2014 (1), 1-3, 2014-03-10
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1571980077766533376
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- NII論文ID
- 110009677098
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- NII書誌ID
- AA11253943
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles