Fusarium fujikuroi種複合体のフモニシン生合成遺伝子クラスターの進化

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抄録

フモニシンはFusarium fujikuroi種複合体が産生するマイコトキシンで,ブタの肺水腫,ウマの白質脳軟化症の原因物質である。フモニシンの生合成に関わる遺伝子はゲノムにおいてクラスターを形成していることが明らかになっているが,このクラスターの成立や進化の過程には多くの疑問がある。ここではフモニシンの特徴などを紹介すると共に,産生菌にとってのフモニシンの役割及びフモニシン生合成遺伝子クラスターの進化を考察する。

収録刊行物

  • JSM mycotoxins

    JSM mycotoxins 65 (2), 121-130, 2015-07

    日本マイコトキシン学会

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