命令キャッシュのヒット率向上を目的としたコード配置手法
書誌事項
- タイトル別名
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- A Code Placement Technique to Maximize Hit Ratios of Instruction Caches
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説明
本稿では命令キャッシュのヒット率を最大化するプログラムの配置手法を提案する.プログラムの配置問題を整数線形計画問題として定式化を行う.整数線形計画問題の最適解を求めることにより最適な配置が求まる.実験の結果,提案した手法を適用することにより,命令キャッシュのミスヒット回数が平均35%,最大45%削減された.一方,本手法は多くの計算時間を必要とする.そのため本手法は,組み込みシステム上で実行されるプログラムを開発する場合のように,コンパイル時間よりもオブジェクトコードの質が優先される場合に特に有効である.
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. ARC,計算機アーキテクチャ研究会報告
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情報処理学会研究報告. ARC,計算機アーキテクチャ研究会報告 115 133-138, 1995-12-14
一般社団法人情報処理学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572261551970178816
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- NII論文ID
- 110002775486
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- NII書誌ID
- AN10096105
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles