設計方法論に基づいたCASEツールの落とし穴

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  • The traps of CASE tools based on design methodologys

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説明

CASEツールは、開発の標準化や効率向上などを目的としており、その1つに方法論に従ったソフトウェアの開発を機械的に支援することがある。CASEツールによって支援される開発方法論に従う限り、標準の開発規約の範囲でスムーズに開発を行うことが可能である。一方、肝心の方法論自体がカバーする範囲が狭いことや現実に適用する際に不都合が生じる可能性を秘めており、実開発においては容易にこの方法論範囲からはみ出したり、矛盾に衝突したりする場合がある。本稿では、不完全ともいえる開発方法論に従順なCASE機能を実開発に適用する際に生じる不都合とその改善策について述べる。

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