統計的手法を用いた係り受け解析

  • 藤尾 正和
    奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
  • 松本 裕治
    奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科

書誌事項

タイトル別名
  • Japanese Dependency Structure Analysis based on Statistics

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説明

本研究では、ルールベースの係り受けシステムにつきものの保守管理の不便さ、ユーザが内部を変更できないことに起因する不自由さに対処する目的で齢統計的手法を用いた日本語係り受け解析システムの作成を目指す。統計情報を用いることにより、確率値付きの係り愛け結果を出力できるので3係り蚤け正解コーバスの作成支援や、より詳細な情報を用いた処理と組み合わせて媛味性爆発の回避などにも使用できる。システムの特徴をまとめると、1.文節の定義、属性の決定はユーザ側で指定`可能、2.統計量を用いているので適用分野をかえて学習し直すことが容易3.正解例をためていくことで解析の精度の向上を図ることができる、などが挙げられる。EDR(3)の構文情報付きコーパスを用いて学習およびシステムの評価を行った。

収録刊行物

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参考文献 (13)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572261552106677760
  • NII論文ID
    110002934635
  • NII書誌ID
    AN10115061
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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