ウェーブレット解析とGARCHを用いたEVTによるVaR推定
書誌事項
- タイトル別名
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- Estimating VaR based on EVT used with GARCH and Wavelet analysis
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説明
金融工学における従来のEVT(極値論)を用いたVaR (Value at Risk)推定法では、観測期間の標本標準偏差を超えるヒストリカルデータを裾野分布とみなし、裾野分布を推定した後にVaRを推定している。従来のEVTモデルでは、裾野分布の開始点、つまり閾値に対してあまり言及していない。しかし、閾値を正しく推定することは、EVTにおける重要な1つの課題である。本研究では、収益率時系列にウェーブレット解析を適用し、解析後の時系列にGARCHを用いてボラティリティの推定を行う。推定したボラティリティを閾値としてEVTによるVaR推定を行う。提案モデルは従来モデルに比べVaRが小さく、また、二項検定をクリアする結果を示す。
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. BIO, バイオ情報学
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情報処理学会研究報告. BIO, バイオ情報学 2007 (128), 159-162, 2007-12-20
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572261552198905216
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- NII論文ID
- 110006594842
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- NII書誌ID
- AA12055912
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles