多重インターリービング法のW-CDMAへの適用効果

書誌事項

タイトル別名
  • Multiple Interleaving Methods for the W-CDMA System

この論文をさがす

説明

本稿では、従来のブロックインターリービング法の規則的な部分をよりランダム化できる、多重インターリービング(MIL)法を提案する。MIL法を, W-CDMA無線伝送系におけるチャネルインターリーバとして、また、ターボ符号の符号・復合インターリーバとして適用した場合の特性改善効果をシミュレーションにより示す。チャネルインターリーバとターボ符号それぞれにMIL法を適用した場合、従来法と比較して誤り率10^-6を満たす所要E_b/N_0を約0.4dB(f_D=80Hz, L=80msec)改善できることが確認できた。さらに、ターボ符号のエラーフロアの生じる誤り率を少なくとも1桁以上低減できることを示す。また、MILの適用で、従来法と比較して、復号処理回数を半減できる場合があることを示す。

収録刊行物

参考文献 (7)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572261552292003328
  • NII論文ID
    110003189321
  • NII書誌ID
    AN10013185
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ