アフィン写像を用いた時系列信号の構造解析

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  • Time series analysis by Affin maps

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説明

画像圧縮の技術であるフラクタル変換は、写真などの画像がその内部に類似する部分を持つ自己相似性を利用した符号・復号化技術である。本研究では、フラクタル変換を時系列信号に用いて、信号の符号・復号化をおこなう。時系列信号をフラクタル変換によって再合成する場合、信号の波形を画像として扱いフラクタル変換をおこなう。入力信号として3種類の交通騒音、バス(フラクタル次元1.051), 乗用車(フラクタル次元1.136), オートバイ(フラクタル次元1.140)を用い縮小変換をアフィン変換に限定しフラクタル変換をおこなった。得られたIFSのパラメータの変化から、信号のフラクタル構造を調べた。その結果3音源とも、特定のフレームの縮小変換のみで構成される、フラクタル構造を持つ結果が得られた。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572261552313913344
  • NII論文ID
    110003284586
  • NII書誌ID
    AN10164817
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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