ニート・引きこもり状態にある無業者へのアクティブラーニング支援の有効性に関する考察

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タイトル別名
  • Using Action Learning: What are the impacts of learning assistance for NEET and Social withdrawals

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説明

若者の職業観の醸成を目的として,学校教育における進路指導やキャリア教育の充実が図られている.しかしながら,平成 22 の厚生労働省の調査によれば,高等教育機関卒業 3 年後の離職率は 3 割に昇ることから,生涯に渡る就業力育成が十分に実施されているとは必ずしもいえない.働くことに悩みを抱えている若者向けに支援を行っている都内近郊支援機関における課題を調査したところ,体験型アクティブラーニングの支援が手薄であることが確認された.本研究では,東京都内でニート・ひきこもり支援を行っている NPO の協力を得て,体験型の就労支援プログラムを開発し,その有効性を検証した.検証の結果,e ラーニングと体験ワークショップからなる就労支援プログラムは,ニート・ひきこもり状態にある無業者の就業力育成に有効である可能性が示唆された.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572261552746996224
  • NII論文ID
    110009782018
  • NII書誌ID
    AA11253943
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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