プログラム実行に対するフェイズ検出を用いたログ取得量の動的変更手法の提案
抄録
デバッグにおいて,エラーや実行時の変数情報などの記録を目的としてロギングが行われる.ロギングによって取得した詳細なログは,プログラムの異常な挙動の原因を特定する際に役立つ.ログには詳細な情報が記録されていることが望ましいが,膨大な記録量により出力オーバーヘッドやストレージの問題が生じる恐れがあるため,サーバ運用などで常に詳細なログを取得することは現実的ではない.そこで本研究では,プログラム実行時の挙動に応じてログの取得量を動的に制御する手法を提案する.提案手法ではプログラムの実行を挙動ごとに分類する手法であるフェイズ検出を応用し,異常な挙動を検出した際に,詳細なログの取得を行う.本手法の適用により,プログラムの異常発生時に詳細なログの取得をしつつ,通常時はログの記録量を抑えたロギングの実現を目指す.
収録刊行物
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- ウィンターワークショップ2019・イン・福島飯坂 論文集
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ウィンターワークショップ2019・イン・福島飯坂 論文集 2019 17-18, 2019-01-17
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1050011097169750144
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- NII論文ID
- 170000179096
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- Web Site
- http://id.nii.ac.jp/1001/00193779/
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- conference paper
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- データソース種別
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- IRDB
- CiNii Articles