県産ショウガを利用した嚥下機能改善補助品の開発

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抄録

固相抽出法と高速液体クロマトグラフ(HPLC)とを用いて、ショウガ加工品からの機能性成分の抽出及び分析を行った。標準物質を用いた試験により、ショウガ成分を固定した固相抽出カラムを60%メタノールで洗浄した場合、6-ジンゲロールが一部溶出することが分かった。標準物質又はショウガエタノール抽出物を用いた試験により、ショウガ加工品からの固相抽出方法として、10%~30%メタノール洗浄後、メタノール溶出の手順を設定した。この条件できょう雑成分を多く含む液状加工品からジンゲロール及びショウガオールを抽出し、HPLC分析できることを確認した。参考試料2品の100mL当たりジンゲロール及びショウガオールの総量は7.6mgと16.6mgであった。

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