書誌事項
- タイトル別名
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- Comparison of Memory Access between Superscalar and Vector Processing
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説明
本稿では、演算器構成、主記憶構成が同一と仮定して、積和型および内積型にループ展開等の最適化を施した行列乗算コードを用いてベタトルプロセッサと主記憶をパイプライン化したスーパースカラ型プロセッサの主記憶アクセス特性を比較評価した。評価結果から、ベクトルプロセッサでは、積和型コードのように主記憶アドレスを連続参照する場合には、非常に高い主記憶アクセス性能が得られスーパースカラに比べて相当優位であるが、内積型コードのように主記憶アドレスを非連続参照する場合には、性能がより低下する。一方、スーバースカラはベクトルプロセッサに対して欠点はあるものの、積和型および内積型のどちらのコードに対しても主記憶アドレスを非連続に参照し同様な主記憶アクセス性能が得られ、汎用的であることを確認した。
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. ARC,計算機アーキテクチャ研究会報告
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情報処理学会研究報告. ARC,計算機アーキテクチャ研究会報告 113 233-240, 1995-08-23
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572543026946882176
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- NII論文ID
- 110002775436
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- NII書誌ID
- AN10096105
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles