プライバシー保護と個人単一IDを両立する認証基盤の提案(セッションA-1:認証技術(1))

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タイトル別名
  • A Proposal of Authentication Infrastructure Which Satisfies both Privacy Protection and Strictly Unique ID per User

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説明

インターネット上のオンライン・サービスの多くが,ユーザの登録時に厳密に個人を特定することなくユーザ固有のIDを与え,匿名アクセスを許している.そのため,匿名性を利用し,オンライン・サービスの運営者(プロバイダ)や,他のユーザへ被害を与えるような不正行為を行う者がいる.一人で複数のIDを取得できる限り,こうしたユーザを締め出すことは難しい.この対策として,ユーザのIDを厳密に一つに限定すること(個人単一ID)が考えられるが,既存の方法はその実現にユーザの個人情報を必要とするため,プライバシー保護の観点から望ましくない.そこで本論文では,信頼できる認証機関による第三者検証によって個人単一IDを実現する認証基盤を提案する.プロバイダに個人情報を提出する必要はなく,また,同一ユーザでもプロバイダが異なればIDが必ず変化するようにすることでプライバシー保護を図っている.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572543027159547136
  • NII論文ID
    110006821338
  • NII書誌ID
    AA11235941
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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