衛星TDMA回線を用いたATMセル転送法の検討.
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study of ATM/TDMA Conversion Method in Satellite TDMA Channels
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説明
現在、広帯域ISDN(B-ISDN)への衛星回線の適用が検討されている。衛星回線での効率的なATMセル転送には、TDMA方式の適用が有効であるが、この場合TDMAとATMの同期, 非同期性の違いに起因するセル遅延ゆらぎの補償機能が必要となる。本稿では、これまでに提案してきたセル遅延ゆらぎ補償方式の内、多くの利点を有するセル数カウント方式の遅延ゆらぎ特性を、ポアソン入力、マルコフ変調ポアソン過程入力の場合について評価したので報告する。さらに、クランピング現象を抑制するために離散的タイムスタンプを付加する方式を提案するとともに、このタイムスタンプの最適化により、全体的なセル遅延ゆらぎの減少が可能であることを示す。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. SAT, 衛星通信
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電子情報通信学会技術研究報告. SAT, 衛星通信 94 (93), 31-36, 1994-06-17
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572543027236157568
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- NII論文ID
- 110003193396
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- NII書誌ID
- AN10012987
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles