昇圧形コンバータの電源投入時における突入電流の抑制
書誌事項
- タイトル別名
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- Suppression of Inrush Current at the Start-up in a Boost Converter
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説明
任意の電圧レベルの直流出力を取り出せるスイッチングコンバータは, 平滑回路にカットオフ周波数の低いLCローパスフィルタを有するため, 電源投入時にはスイッチ素子に過大な突入電流が流れ, 半導体素子の大きなストレスを与える。そのため, 一般的には時比率のソフトスタートによる突入電流の抑制が図られるが, 昇圧形コンバータではその回路の性質上ほとんど抑制効果が得られない。本稿では, 昇圧形DC-DCコンバータ回路に還流用ダイオードを付加し, 電源スイッチを時比率制御することにより, 損失なく効果的な突入電流の抑制が得られる手法を提案し, その効果を実験と解析により明らかにしている。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. EE, 電子通信エネルギー技術
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電子情報通信学会技術研究報告. EE, 電子通信エネルギー技術 98 (393), 49-54, 1998-11-13
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572543027267271680
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- NII論文ID
- 110003185681
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- NII書誌ID
- AA11135980
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles