ニューロ弁別におけるクロック位相マージンの研究
書誌事項
- タイトル別名
-
- Clock Phase Margin Study of Neuro- discriminating in Digital Magnetic Recording
この論文をさがす
説明
ニューラルネットワークを磁気記録の弁別に用いるニューロ弁別は干渉波形を学習させる事で干渉に強い性質が生まれ、高線密度弁別が可能となる。ニューロ弁別の課題の一つに位相マージンの問題がある。一般にセルフクロッキングを用いる弁別方式は雑音によってクロック位相ずれを起こす事があり、ニューロ弁別のクロック位相マージンを調べた。更に、位相がずれた波形を学習させると位相マージンが広がる可能性があり、シミュレーションを試みたところ位相マージン±3%のものが±7%に広がるという学習効果が得られた。また、通常の学習より高密度の波形を学習させると(高密度学習)、位相マージンだけでなく、弁別限界が K=4.1 から K=4.8 に向上するという複合効果が得られた。
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会技術研究報告. MR, 磁気記録
-
電子情報通信学会技術研究報告. MR, 磁気記録 96 (418), 29-36, 1996-12-13
一般社団法人電子情報通信学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1572543027267596288
-
- NII論文ID
- 110003186039
-
- NII書誌ID
- AN10013050
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles