時分割多重を用いた光ファイバマイクロセル無線通信方式
書誌事項
- タイトル別名
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- Fiber-optic Microcellular Radio Communication Systems using Time Division Multiplexing
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説明
近年,移動通信の分野等で制御局と複数のマイクロセル無線基地局を光ファイバで接続した光ファイバマイクロセル無線通信方式が検討されているが,そこで最も検討されているのは,周波数多重されたサブキヤリア(無線周波数)信号で光を直接強度変調して光ファイバ伝送するサプキャリア周被数多重(SCFDM)方式である.しかし,SCFDM方式では,LDの非線形に起因した相互変調歪が発生し,受信端における通信品質の大きな劣化要因となる.そこで本検討では,相互変調歪を無くし,受信端における受信特性を改善する方式として,各セルをセクタに分け,各セクタにおいて受信した無線信号を光リンクにおいて時分割多重(TDM)して伝送を行うというサブキャリア時分割多重(SCTDM)を用いた無線信号の光伝送システムを2種類提案し,受信特性について理論的な解析を行ったのでその結果を報告する.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会秋季大会講演論文集
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電子情報通信学会秋季大会講演論文集 1994 (1), 387-, 1994-09-26
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572543027296914816
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- NII論文ID
- 110003339790
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- NII書誌ID
- AN10398476
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles