尿路疾患患者における尿中 NAG 活性の検討 : 第1報

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  • URINARY N-ACETYL-β-D-GLUCOSAMINIDASE ACTIVITY IN PATIENTS WITH URINARY TRACT DISEASES : THE 1ST REPORT

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説明

当科入院の尿路疾患患者について尿中NAG活性をNAG測定用キット(シオノギ),Uvidec-60分光光度計(日本分光)を用いて測定した.1)尿中NAG活性には日内変動がみられ,午前6時から9時に高値となる傾向があった.2)平均値は6.0±4.6U/Lで,性差はなく,高齢者で高値となる傾向がみられた.3)疾患別には腎不全がもっとも高く,悪性腫瘍,前立腺肥大症などの下部尿路通過障害に高い傾向がみられた.4)尿中β_2-ミクログロブリン,クレアチニンクリアランスの正常者と異常者には,NAG活性の有意の差が認められた.

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