「もう」と「まだ」 : 状態の移行を前提とする2つの副詞

書誌事項

タイトル別名
  • mou and "mada", Adverbs Expressing Before or After the Shift of States
  • モウ ト マダ ジョウタイ ノ イコウ ヲ ゼンテイ ト スル 2 ツ ノ フクシ

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説明

「もう・まだ」は「コップに水がまだ半分もある」と「コップに水がもう半分しかない」、「コップに水がもう半分もある」と「コップに水がまだ半分しかない」のように、「コップに水が半分入っている」という一つの事態を全く逆の2つの観点から表す際に用いられる。一方「彼はまだ来ない」「披はもう来ている」のように、事象の達成・未達成を表すことから、アスペクトの副詞として扱われることが多い。本稿ではこの2通りの「もう・まだ」が、状態の移行という一つの原理で説明できることを示した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390303932790500864
  • NII論文ID
    110004771524
    120004844893
  • NII書誌ID
    AN10106606
  • DOI
    10.18910/10705
  • HANDLE
    11094/10705
  • ISSN
    09162135
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    departmental bulletin paper
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
    • CiNii Articles

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