飼育環境改善試験(1)

この論文をさがす

抄録

近年、池の溶存酸素量をコントロールすることによって養魚を効率化しようという動きがある。溶存酸素量を高めることで1超高密度養殖が可能となるとともに、かつ成長率や飼料効率が高くなるのではないか。2病気に掛かりにくくなるのではないか。3病気の治癒に貢献するのではないか。といった効果が期待されている。このうち、高密度養殖の可能性については主にマス類を対象に実証されており、ヨーロッパでは既に実用化されている。そこで栃木県の重要な養殖対象魚アユについて養魚池内の溶存酸素量を高め、飼育成績の改善や魚病発生防除等に対する効果を調査した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ