バルクアクセス・トランザクションを用いたデータウェアハウスの構築
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- 大森 匡
- 電気通信大学 大学院 情報システム学研究科情報システム設計学専攻 データベース学講座
書誌事項
- タイトル別名
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- A Design Method of Data Warehouses Using Bulk-Access Transactions
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説明
本稿では自律分散型組織に適したデータウェアハウスの構築モデルとして、「自律分散メンバ全体に関する大域的な情報を表すデータベースをデータセンタに用意し、その最適性を参加メンバごとに自律分散的に維持する」、という枠組を提案する。さらに、この枠組をメンバごとにBAT(バルクアクセス・トランザクション、大量データをアクセスするトランザクションのこと)を実行することで実現する方法を述べる。本稿では、具体例として、組織全体に関する大域的推定モデルや大域的現在状態を表すデータベースの最適性を自律分散的にログデータを使って管理する事例をあげ、提案方式の有効性を示す。
収録刊行物
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- 情報処理学会研究報告. DBS,データベースシステム研究会報告
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情報処理学会研究報告. DBS,データベースシステム研究会報告 107 1-8, 1996-03-11
一般社団法人情報処理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572824502060356224
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- NII論文ID
- 110002930946
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- NII書誌ID
- AN10112482
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- ISSN
- 09196072
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles