テレビジョン信号の順次走査と飛越し走査における符号化効率
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- 西田
- NHK放送技術研究所
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- Stroppiana Mario
- RAI Research Centre
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- Muratori Mario
- RAI Research Centre
書誌事項
- タイトル別名
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- Coding efficiencies of television signals adopting progressive or interlace scanning
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説明
順次走査は,飛び越し走査に比べて走査方式に起因する画質劣化がなく画像処理も容易になるという利点があるが,同じ空間解像度では飛び越し走査の2倍の帯域を必要とする.ディジタル伝送において問題となるのは符号化・伝送レートである.そこで,計算機シミュレーションによる符号化実験を通して符号化効率の点から両走査方式の比較検討を行った.その結果,両走査方式で静止画領域の空間解像度が等しいとき,ハイブリッドDCTを用いた低レートでの符号化では,順次走査はその圧縮率の高さにより飛び越し走査と同程度の伝送レートで符号化できることを明らかにした.さらに,この結果の要因を検討するとともに,主観的な画質についても考察した.
収録刊行物
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- 信学技報
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信学技報 IE94-6, 1994
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572824502213930624
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- NII論文ID
- 110003195159
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- NII書誌ID
- AN00245490
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles