ディザ法の性質 : 一様分布とガウス分布
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- 林 彬
- 金沢工業大学情報工学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Properties of the Methods of Dithering
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説明
出力レベル数の少ない量子化で問題になる量子化誤差の自己相関を減少させる技法にディザ法がある。この自己相関関数の計算については従来厳密なものが少なかった。本文は入力信号がガウスマルコフ過程、量子化が2値、ディザ信号がガウス分布の場合について誤差の自己相関の式を導いた。特に入力信号の相関が強いとき、ガウス分布の方が一様分布のディザ信号の場合より誤差の自己相関が小さいことを明らかにした。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. IT, 情報理論
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電子情報通信学会技術研究報告. IT, 情報理論 93 (128), 45-52, 1993-07-08
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572824502214492416
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- NII論文ID
- 110003197345
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- NII書誌ID
- AN10013083
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles