ディザ法の性質 : 一様分布とガウス分布

書誌事項

タイトル別名
  • Properties of the Methods of Dithering

この論文をさがす

説明

出力レベル数の少ない量子化で問題になる量子化誤差の自己相関を減少させる技法にディザ法がある。この自己相関関数の計算については従来厳密なものが少なかった。本文は入力信号がガウスマルコフ過程、量子化が2値、ディザ信号がガウス分布の場合について誤差の自己相関の式を導いた。特に入力信号の相関が強いとき、ガウス分布の方が一様分布のディザ信号の場合より誤差の自己相関が小さいことを明らかにした。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572824502214492416
  • NII論文ID
    110003197345
  • NII書誌ID
    AN10013083
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ