大学における商学教育
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- 日野 隆生
- 函館大学
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説明
本研究は、大学(商学部)における「商学総論」教育の内容について検討するものである。そのために何点かの「商学総論」などのテキストを吟味する。そこで明らかになることは、商学とは商業に関する学問であるといわれているが、商業の概念は多様な学説があり、その研究対象、領域は広範(曖昧)であるということである。筆者は、「商学総論」の講義・テキストは商学の体系を示すものでなければならないとし、拙稿所収(商学総論)テキスト『マーケティング・リテラシー』において、「商学」、「流通」、そしてて「商学とマーケティングの関係」についてフレーム・ワークを示そうとした。それは、いわば商学通論であり、商学リテラシーということができる。さらに、各大学としての「商学」教育(人材育成)の理念に基づいた教育体系(プログラム)、カリキュラムの研究が必要である。
収録刊行物
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- 日本経営教育学会全国研究大会研究報告集
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日本経営教育学会全国研究大会研究報告集 (44), 75-79, 2001-10-05
日本マネジメント学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572824502229135872
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- NII論文ID
- 110003726975
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- NII書誌ID
- AA11395802
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles