PE法により推定した受波パルス波と実測パルス波の比較

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タイトル別名
  • Comparision of estimated sound waveform by parabolic equation method and observed received pulse

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説明

海洋音響トモグラフィ(Ocean Acoustic Tomography:OAT)観測においては、伝搬パルスを正確に識別することが重要であり、そのためには実海域における音波伝搬特性(順問題)を正確に把握しておく必要がある。我々は、伝搬方向に海洋環境が変化する海域でも比較的正確に解を得ることができる放物型方程式法を用いて数値解析を行った。中緯度海域における音波伝搬特性は、SOFAR軸深度以浅の音速構造に大きく影響する。そこで1997年7月に海洋科学技術センターが伊豆・小笠原東方海域において行ったOAT実験のデータを基に順問題を解いた。本報告では観測より得られた塩分濃度、水温データから音速プロファイルを算出し、海面付近の音速構造変化における音波伝搬特性について報告する。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572824502267131776
  • NII論文ID
    110003284460
  • NII書誌ID
    AN10164817
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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