複合活動電位波形の分離における各種展開法の比較

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タイトル別名
  • Comparison of several transfroms for decomposition methods of complex action potential

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複合活動電位波形から個々の活動電位波形を分離することにより、医学的分野などにおいて重要とされている体の内部の神経活動や生体の機能的変化を知ることが可能となっている.そのためにこれまで種々の分離法が提案されている.しかし、従来の分離法には生体活動の時間変化に対応できないという問題点があった.そこで本報告では,短時間フーリエ級数展開,ウェーブレット展開,KL展開の3つの展開法を用いて,実際の複合活動電位波形を解析することで,3つの展開法の分離能力の比較を行なった.複合針筋電図波形とシミュレーション波形に対して分離能力の数値的評価を行なった結果,ウェーブレット展開は,時変性の複合活動電位波形を個々の活動電位波形に分離するという点において,多の展開法より優れていると判断した.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572824502267305728
  • NII論文ID
    110003287349
  • NII書誌ID
    AN1001320X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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