教師なし学習を用いた蝸牛モデルによるフェーズロッグ
書誌事項
- タイトル別名
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- Phase-locking of a cochlea model by unsupervised learning
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説明
出力層ユニットが絶対不応期のある積分パルス周波数変調を行なう蝸牛モデル(二層のニューラルネットワーク)で、教師有り学習によりフェーズロックを実現できることを、我々は既に示している。しかし、実際の生体では教師無し学習を行なっている場合も考えられる。そこで本報告では、蝸牛モデルで教師無し学習によるフェーズロックの実現を試み、フェーズロックが発現するときのメカニズム解明を試みた結果を述べる。また、蝸牛モデルに複合音を入力したときの出力パルス例の振舞いについても調べる。本研究はこれらの実験により、フェーズロックのメカニズムを明らかにし、聴覚初期過程のパルス列中に周波数情報がどのようなメカニズムで出現するかを解明することを目的としている。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告
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電子情報通信学会技術研究報告 94 35-42, 1994
一般社団法人電子情報通信学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572824502267464448
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- NII論文ID
- 110003287408
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- NII書誌ID
- AN1001320X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles