カルスの生長および分化に及ぼすN-Phenylcarbamate系除草剤の影響について

書誌事項

タイトル別名
  • Effects of N-phenylcarbamate Herbicides on Growth and Differentiation of Callus Tissues

この論文をさがす

説明

CIPC(isopropyl N-(3-chlorophenyl)carbamate)とMCC(methyl N-(3,4-dichlorophenyl)carbamate)がイネカルスおよびニンジンカルスの生長に阻害作用をもち,しかも光合成阻害以外の生長阻害機作をもつことが明らかとなった。さらに,CIPCとMCCはニンジンカルスの芽の分化に及ぼす影響は異なっており,CIPCは非常に強い阻害力をもっていたがMCCは弱かった。これはCIPCとMCCの作用機作に異なるものがあるということを示していると考えられる。また,MCCのイネとニンジンの間の選択除草性はカルスの生長に対しては発現しなかった。

収録刊行物

  • 雑草研究

    雑草研究 8 39-42, 1969-08-30

    日本雑草学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572824502269655424
  • NII論文ID
    110003931189
  • NII書誌ID
    AN00097258
  • ISSN
    0372798X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ