小型光送信リンク向けLD駆動回路の検討
書誌事項
- タイトル別名
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- A Study on a LD Driver Circuit for Compact Optical Transmitter Link
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説明
近年の情報の大容量化・高速化により、通信・情報システムの装置間伝送、コンピュータと周辺機器間の接続、高速パソコンLAN、移動体内LANやホームバス等に、従来の同軸ケーブルやツイストペア・ケーブルに換えて光ファイバを用いた光伝送方式が注目され、研究開発が進められている。これら様々な分野への適用を目指し、我々は、小型で低コストな高速光リンクの実現に取り組んでいる。従来の光送信リンクでは、LDを駆動する際には専用のICを必要とし、小型化・低消費電力化を制限していた。また、駆動ICは、負電源に対応したLDのアノード接地型が多く、これを正電源で使用した場合には、雑音耐力等の特性に不安があった。そこで我々は、専用の駆動ICを用いることなく、多重処理等を行うロジック回路から直接あるいは簡易な回路の付加のみでLDを駆動でき、また正電源で安定に動作する、小型光送信リンク向けのLD駆動回路について検討・試作を行い、良好な特性が得られたので報告する。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集
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電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1996 (2), 626-, 1996-09-18
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572824502274377216
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- NII論文ID
- 110003338306
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- NII書誌ID
- AN10489017
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles