古代から中世にいたる疎垂木の技法

抄録

前稿に於いて古代の桁から上の小屋構造について述べた中で、紫香楽から移築されて石山寺食堂にあてられた藤原豊成五丈殿の合掌構造にふれ、さらにこの種の構造を示す遺物として、平城京東堀河出土の桁焼損古材についてもふれた。

収録刊行物

  • 文化財学報

    文化財学報 (12), 1-14, 1994-03

    奈良大学文学部文化財学科

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