不揮発性メモリを用いたニューロチップに関する検討

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説明

機械学習技術の進歩とともに,ニューラルネットワークを高速処理するニューロチップの重要'性が高まっている.特に大規模なネットワークを構築する場合,低消費電力化が重要である.本稿では,ニューロチップの消費電力のうち大きな割合を占めるメモリ部分の待機電力削減のため,そこに不揮発性メモリを利用することを検討する.不揮発性メモリの利用により,メモリアクセスの電力増大と待機電力削減のトレードオフが存在する.そこで,基本ニューロチップ構成を仮定し,チップ動作をシミュレートするシミュレータを作成して,不揮発」性メモリ利用時の電力削減効果を SRAM の場合と比較しつつ解析する.評価の結果,不揮発'性メモリはニューロチップに対して有効であることがわかった.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572824502691380864
  • NII論文ID
    110009881313
  • NII書誌ID
    AA12149313
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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