同時性を考慮した並行システムの振舞い検証に関する考察

書誌事項

タイトル別名
  • A discussion on concurrent system verification for considering simultaneous event occurences

この論文をさがす

説明

並行システムのソフトウェア開発では,分散した複数のプロセスで同時に発生した事象を,漏れなく検知することが重要である.本研究の目的は,複数事象発生の同時性を考慮した,並行システム設計の振舞い検証を支援することである.本研究の基本的なアイデアは,並行システム全体の振舞いを区間の合成として定義し,同時性を区間内に局所化することである.本稿では,プロセス代数 CSP を用いて並行システムの同時性を定義して,同時性を考慮した振舞い検証の枠組みを提示する.同時性の仕様記述を一般化してモジュール化することにより,同時性に関する仕様と検証の記述を容易にする.

収録刊行物

キーワード

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1572824502691384832
  • NII論文ID
    110009881301
  • NII書誌ID
    AA12149313
  • ISSN
    09196072
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

問題の指摘

ページトップへ