モンテカルロ法を用いた進化分岐図作成法
この論文をさがす
説明
進化系統樹 (分岐図) は、一個ないし数個の遺伝子やタンパク質の配列の類似性をもとに作成されてきた。次世代シーケンサーの普及により、ゲノムスケールで新規のアセンブリにより得られた多数の遺伝子やタンパク質の組合せにより、分岐図を作成することが可能になった。しかし、その組合せパターンは無数にあり、その組合せにより微妙に異なる分岐図ができるが、すべての組合せで分岐図を検討するのは実際には不可能である。そこで、モンテカルロ法 (ブートストラップ法) により、無作為な組合せの遺伝子を選択し、並列分散処理により多数回の分岐図作成を繰り返すことによる進化的分岐図作成の最適化の検討を行なった。この方法によりどの遺伝子が分岐図作成に大きく寄与しているかを評価することも可能となった。
収録刊行物
-
- 情報処理学会研究報告. BIO, バイオ情報学
-
情報処理学会研究報告. BIO, バイオ情報学 2013 (22), 1-6, 2013-12-04
一般社団法人情報処理学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1572824502722638336
-
- NII論文ID
- 110009634044
-
- NII書誌ID
- AA12055912
-
- ISSN
- 09196072
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles