シジミバナの剪定時期が花芽形成に及ぼす影響
書誌事項
- タイトル別名
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- Effect of pruning time on bud formation and growth in the following year for Spiraea Prunifolia (Bridal Wreath)
説明
シジミバナを用いて剪定時期の相違によるその後の萌芽伸長量と枝ぶりや着花枝率・着花長率などの花着きへの影響を調査し、剪定時期の限界を検証しょうと試みた。その結果、花後の剪定時期が遅れるほど、萌芽枝数は増加するが、萌芽枝長は短くなり、着花枝率・着花長率は減少する傾向にあった。これは、剪定が遅くなると萌芽枝が花芽分化する充実した枝とはなりにくいことを示しているものと思われた。株の根元から30cm程度で2年枝以上を切り詰める更新のための剪定の場合、花後4週目まで、つまり5月中に剪定を実施すれば、枝と花の量が比較的多くなる可能性があると考えられた。この結果から、他のバラ科シモツケ属の樹種においても同様なことがいえるのではないかと推察する。
収録刊行物
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- 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録
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日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2007 (0), 11-11, 2007
社団法人 日本造園学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1572824503149863808
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- NII論文ID
- 130007010775
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles