9-1 槍ヶ岳山荘の変遷及びその建築形態(計画系)

  • 田村 啓
    信州大学大学院工学系研究科社会開発工学専攻修士課程
  • 梅干野 成央
    信州大学山岳科学総合研究所山岳環境創生部門
  • 土本 俊和
    信州大学山岳科学総合研究所山岳環境創生部門

書誌事項

タイトル別名
  • 9-1 Transition and architectural form of the YARIGATAKE-SANSO mountain hut

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抄録

日本屈指の規模の山小屋である、槍ヶ岳山荘の実測調査と資料調査及び文献調査をおこなった。槍ヶ岳山荘は、山岳の稜線上という限られた、不整形な敷地を有効活用するために、敷地に沿って増築部が建設された。そのため、多くの増築部が、既存の建物に対して、直交に接続するのではなく、異なる軸方向で接続された。様々な軸方向が混在する増築部によって、基盤が築かれた槍ヶ岳山荘は、非直交座標系の建築形態を有していたといえる。

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