パイロット信号を用いたOFDM無線伝送方式の伝搬路状況推定法に関する一検討

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タイトル別名
  • A new propagation characteristics estimation scheme using pilot signal embedded OFDM signal

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説明

OFDM無線伝送方式はマルチパスフェージング対策技術として, 特に広帯域データを伝送する場合のシンボル間干渉の低減に対して大きな効果がある.しかし, 受信機側でFFT等の操作を行うためシンボル内に存在する遅延波の影響が受信特性に影響し, 高速データ伝送を目的とした陸上移動通信などで用いる場合には, これらの遅延波の影響を煩雑さを伴わずに推定し除去する必要がある.本稿では事前に送信データにパイロット信号が挿入されたOFDM信号の特徴を利用し, 受信器側でFFT実施前に伝搬路状況を推定し, その推定結果により受信信号の事前等化を行う方式を提案し, 提案システムの有効性を計算機シミュレーションにより示している.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573105977189976960
  • NII論文ID
    110003193494
  • NII書誌ID
    AN10012987
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • CiNii Articles

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