電流印加による水晶双晶化の促進
書誌事項
- タイトル別名
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- Improvement of Artifical Twinning Technique of Quartz by Current Heating
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説明
水晶基板に適当な処理を施すと, 任意の形状でX軸が反転した領域が形成される. 従来報告のx軸反転法は, 回転Yカット水晶板面上にクロムやニクロムなどの薄膜を設けて熱処理を施すもので, 薄膜の付着した部分のみ水晶のx軸が反転する. この方法では, x軸反転温度が膜の厚さや条件の微妙な差異のため, 反転温度に20℃以上のばらつきが生じる. 今回, 周囲温度はなるべく低い状態においてx軸反転を得る方法として, 水晶面上に形成した金属膜への通電によるジュール熱でのx軸反転を試み, 500℃程度の加熱温度でもx軸反転が可能であることが明らかになった.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波
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電子情報通信学会技術研究報告. US, 超音波 97 (148), 69-74, 1997-07-04
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573105977221794688
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- NII論文ID
- 110003187691
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- NII書誌ID
- AN1001290X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles