眼底画像における比較読影法の検討

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  • A Study on Comparison of Temporally Sequential Fundus Images

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成人病早期発見のために眼底検査が健康診断に組み込まれつつある。個人内の経時比較を利用したスクリーニング処理を目的として、2枚の画像の経時変化有無判定方法を検討した。画像間の位置合わせ法として、眼球形状を放物面近似する非線形変換法を提案し、従来の線形変換より変換後の位置ずれを抑制することが確認できた。さらに、輝度値に基づくRGB値変換による色補正を用いた特徴抽出処理により、経時変化部の顕著な特徴を抽出することが可能となった。また、経時変換有無判定法の実験において、放物面近似変換を使用することにより、経時変化無しの認識率が線形変換に比べ約3%向上した。

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