円偏波ラジアルラインスロットアンテナのビームチルト設計
書誌事項
- タイトル別名
-
- Beam Tilted Design of a Circularly Polarized Radial Line Slot Antenna
この論文をさがす
説明
ラジアルラインスロットアンテナ(RLSA)は衛星放送受信を目的とした高効率平面アンテナである。このアンテナはビーム方向が正面であるが,ビームチルトができれば屋根や壁に密着して設置を行うなど種々の用途が考えられる。ビームチル卜設計ではスロットからの反射量を抑圧する必要があり,その設計に膨大な計算時間を必要とするのがこれまでの最大の欠点であった。本報告では設計パラメータを減らし,初期値を適切に設定することでビームチルトの設計を効率良く行った。ー例として,チルト角20度のビームチルトRLSAの設計を行い,スロット間の相互結合の考慮範囲を広げることにより利得32.7dBiを実現し,ほぼ所望の特性を実現した。
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播
-
電子情報通信学会技術研究報告. A・P, アンテナ・伝播 95 (465), 23-30, 1996-01-18
一般社団法人電子情報通信学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1573105977265982464
-
- NII論文ID
- 110003247822
-
- NII書誌ID
- AN10060764
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles