子どもたちを加害者にも被害者にもしない情報モラルの実態調査と考察 ~宮崎市内の全小学6年生対象~

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タイトル別名
  • Investigation into the Actual Conditions and Consideration of Information Moral in an Assailant and a Victim for Children ~All Sixth Grade in Miyazaki City~

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抄録

インターネットの急速な普及によって、私たちの生活はますます豊かになり、ユビキタスネット社会が到来している。その反面、コンピュータウィルス感染、詐欺行為、プライバシー侵害そして情報漏えいなどの問題、いわゆるインターネットの影が社会問題になり、その中でも、特に、児童のネットいじめなどがクローズアップされている。本研究では、インターネット犯罪と情報モラルの現状と課題、そして宮崎市教育委員会の協力の下、宮崎市内では初めて、平成20年度から平成21年度の2年間に亘り、宮崎市内の全小学校45校(宮崎大学付属小学校は除く)の小学6年生(男子:1,761人、女子:1,825人、計:3,586人)を対象にした情報モラル教育出前授業を実施し、そのアンケート調査から子どもたちの情報モラルに関する実態やインターネットトラブル等を調査した。さらに小学6年生が住んでいる地域の産業形態や地域自治区の観点からインターネットによる嫌がらせ発生率や携帯電話による嫌がらせ発生率について考察を行ったので、以下に述べる。

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