木造軸組工法による寒冷地仕様外壁の防耐火性能評価
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説明
北海道内で広く普及している木造軸組工法による寒冷地仕様外壁の三つの断熱工法について防耐火性能を検証した。その結果、それぞれ以下の構成で準耐火性能を持つと考えられた。1)充てん断熱工法。外装材:窯業系サイディング12mm以上、充てん断熱材:グラスウール16kg/m3 100mm以上、内装材:強化石こうボード15mm以上。2)付加断熱工法。外装材:窯業系サイディング12mm以上、充てん断熱材:グラスウール16kg/m3 100mm以上、付加断熱材:ポリスチレンフォーム3種B25mm、内装材:強化石こうボード15mm以上、または、外装材:窯業系サイディング12mm以上、充てん断熱材:グラスウール16kg/m3 100mm以上、付加断熱材:グラスウール保温板32kg/m3 25mm以上、内装材:石こうボード15mm以上。3)外張断熱工法。外装材:窯業系サイディング12mm以上、外張断熱材:グラスウール保温板32kg/m3 50mm以上、気密層:構造用合板12mm以上、内装材:石こうボード15mm以上。
収録刊行物
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- 林産試験場報
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林産試験場報 20 (1), 10-16, 2006-03
北海道立林産試験場
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573105978070657280
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- NII論文ID
- 220000101284
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- NII書誌ID
- AN10102048
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- ISSN
- 0913140X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles