日本語OCRにおける認識結果の一括修正
書誌事項
- タイトル別名
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- Correction of Japanese OCR Output with a coded Processing Method.
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説明
日本語文書OCRのための効率的な確認修正方法として,多段型の一括修正法を提案する.本手法はリジェクト文字をカテゴリ毎に一括修正した後,その情報を基に誤り文字の検出と修正を行うものである.そこでの処理は認識結果と文字パターン同士の特徴ベクトルの照合結果とを用いて,教師なしで類似文字をグループ化している.これによりオペレータは少ない作業量で誤り文字の修正ができる.約3万3千文字の印刷漢字を用いた評価では,リジェクト文字を約3%発生させた場合,(1)従来の遂次型の修正よりも文字の確認量を約68%低減できる,(2)誤り文字の約93%を検出できる,などのことが分かった。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. PRU, パターン認識・理解
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電子情報通信学会技術研究報告. PRU, パターン認識・理解 93 (228), 41-48, 1993-09-16
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573387452154506880
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- NII論文ID
- 110003299839
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- NII書誌ID
- AN10013232
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles