筋張力制御のための神経回路網モデルにおけるレンショウ細胞とα運動神経細胞の結合数と発火パターン
書誌事項
- タイトル別名
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- Connection and Firing Characteristics between Renshaw Cells and α Motoneurons of Neural Network Model for Muscle Force Control
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説明
αMNが発火すると, そのパルスは脊髄内のレンショウ細胞も興奮させる。レンショウ細胞は, 興奮するとα運動ニューロンの活動を抑制するように機能する。しかし, レンショウ細胞の機能については, まだよく分かっていない。そこで, 実際のヒトの筋にみられる数の運動単位およびレンショウ細胞からなる神経回路網モデルを構築した。運動野の出力細胞とα運動ニューロンの発火頻度の関係およびα運動ニューロンの発火パターンは, レンショウ細胞が抑制するαMNの数を制限することによって, サイズ原理で説明される特性を示した。筋張力の大きさは, 大脳運動野出力細胞の発火頻度にほぼ比例して増加した。
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス
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電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス 98 (672), 49-56, 1999-03-19
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573387452220622464
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- NII論文ID
- 110003287566
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- NII書誌ID
- AN1001320X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles