対合歯形状データのかみ合わせ操作の自動化
書誌事項
- タイトル別名
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- Automatic Occlusion between Opposing Tooth-Shape Data to Maximize the Contact Area.
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説明
時間のかかるクラウンや義歯の作成手順を短縮するために,歯科CAD, CAMが開発されている.それに伴い,対合する歯のかみ合わせなど,歯を動かす操作もコンピュータ内で必要とされている.そこでこの論文では,対合する歯の形状データを自動的にかみ合わせる手法を提案する.この操作を最適化問題に単純化するために,距離マップを用いて二つの面間の近さを評価する関数を開発した.それはまた二つの形状の食い込みを評価する項と,咬合面の関心領域を決めるパラメータを含んでいる.対合する第一大臼歯の形状データを用いた実験から,パラメータを徐々に小さくしながら,この関数を最大にする位置と姿勢を探索すれば,かみ合わせを達成できることを確認した.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス
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電子情報通信学会技術研究報告. MBE, MEとバイオサイバネティックス 94 89-96, 1994
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573387452220731776
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- NII論文ID
- 110003287359
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- NII書誌ID
- AN1001320X
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles