対合歯形状データのかみ合わせ操作の自動化

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  • Automatic Occlusion between Opposing Tooth-Shape Data to Maximize the Contact Area.

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説明

時間のかかるクラウンや義歯の作成手順を短縮するために,歯科CAD, CAMが開発されている.それに伴い,対合する歯のかみ合わせなど,歯を動かす操作もコンピュータ内で必要とされている.そこでこの論文では,対合する歯の形状データを自動的にかみ合わせる手法を提案する.この操作を最適化問題に単純化するために,距離マップを用いて二つの面間の近さを評価する関数を開発した.それはまた二つの形状の食い込みを評価する項と,咬合面の関心領域を決めるパラメータを含んでいる.対合する第一大臼歯の形状データを用いた実験から,パラメータを徐々に小さくしながら,この関数を最大にする位置と姿勢を探索すれば,かみ合わせを達成できることを確認した.

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