知織構造で制御する適応型学習システムの開発 (1)
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of the Adaptive Instruction System Controlled by Knowledge Structures (1)
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説明
適応型学習システムは学習者の回答状況に応じて問題を提示する学習システムである.また,特に学習者が力学問題を解く場合には,「問題文を読む→図を書く→運動方程式を立て・解く」というプロセス(問題解決過程)をたどる.ここで,「図を書く」という行為は学習者の理解を助け,また教授者にとっても学習者の理解状況を把握する助けとなる.本システムは学習者の問題解決過程を忠実に支援するよう設計する.そこで,本システムは高校物理の力学問題を対象とし,「問題文の提示→図形入力を伴う解答入力→入力支援→アドバイス文の自動生成→次問題の提示」という処理を実行する.本システムの特徴は,学習者の図形入力を伴う回答(インターフェース部)から学習者の理解状況を推論しアドバイス文を自動生成し(問題エキスパート部),システムの保持する知識構造を参照し,学習者に適合した問題を提示する(出題最適化エキスパート部)点にある.本稿では,本システムの構成とインターフェース部における図形入力支援について述べる.
収録刊行物
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- 電子情報通信学会総合大会, 1996
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電子情報通信学会総合大会, 1996 296-, 1996
一般社団法人電子情報通信学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1573387452242024832
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- NII論文ID
- 110003246159
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- NII書誌ID
- AN10471452
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- CiNii Articles