クロヤマアリ・コロニーの吸蜜量の季節変化(自然科学篇)

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  • SEASONAL CHANGES IN THE AMOUNT OF SYRUP ABSORPTION BY FORMICA JAPONICA COLONIES(Natural science)

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クロヤマアリの5コロニーについて,2週間ごとに3日間, 1/2に薄めたハチミツを与えその減量を測定し,吸蜜量とした。調査第1日目の吸蜜量は多く,第2日目以後の吸蜜量は少かった。前者はハタラキアリの個体数と〓嚢の平均容量との反映であり,後者はコロニー全体の蜜の消費量の反映であると考えられる。したがって〓嚢の平均容量の季節変化が求められれば,個体数の推定が可能になってくる。この観点から第1日目の吸蜜量の消長が考察された。

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