飼育環境改善試験
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Abstract
アユ養殖現場でボケ病の原因あるいは発症の引き金として養魚池水質環境の悪化を疑い、水質条件の異なるアユ飼育池におけるボケ病発症状況の違いを比較した。すべての試験区でボケ病が発症した。DOのみを高く維持しても、ボケ病の発生抑止には結びつかないと推察された。SSがボケ病の原因、あるいは発症の引き金になることはないと推察された。アンモニア態窒素濃度上昇がボケ病の原因、もしくは発症の引き金になることはないと考えられた。亜硝酸態窒素濃度上昇とボケ病は無関係であるものと推察された。水温とボケ病発症の関係を明確にすることはできなかった。pH値そのものがボケ病の発症に関与するとは考えられなかった。しかし、すべての試験区でpHが上昇に転じた後にボケ病が発症している現象が見られた。今回調査した飼育環境の水質項目やそのレベルは、血液性状また、ボケ病の発症にも直接的には関与していないものと考えられた。今回調査した水質項目やそのレベルは、鰓や肝臓の外観上の変化に直接的には関与していないものと推察された。
Journal
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- 栃木県水産試験場研究報告
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栃木県水産試験場研究報告 (48), 61-67, 2005-03
[栃木県水産試験場]
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1573668926263330816
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- NII Article ID
- 80017372759
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- NII Book ID
- AN00393090
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- ISSN
- 13408585
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- CiNii Articles