高信頼性回転駆動機構開発のためのグリース潤滑剤アウトガス評価

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タイトル別名
  • Contamination Evaluation of High Duty Cycle, Space-Qualified Wheel Mechanisms for Onboard Telescopes

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説明

次期太陽観測衛星計画(SOLAR-C)用観測望遠鏡への搭載を目指して,国内開発中の高頻度回転駆動機構の要素検討を行っている.これまでミッションライフを通じて数100万-1000 万回以上動作させ得る可動機構は,日本国内で開発されておらず,「ひので」や「ようこう」では海外機器の一部として導入して実現させてきた.コンタミネーション管理レベルの厳しい望遠鏡内部で使用される長寿命(数100万-1000 万回以上)かつ低アウトガスの回転機構を実現する上で,軸受部潤滑剤の選定は重要な評価項目の一つである.本論文では,グリース潤滑方式軸受で使用されるグリース(MAC 系グリース:近年新しく開発された低蒸気圧のシンクロペンタン油に増ちょう剤を加えた真空潤滑用グリース)のアウトガス特性を把握する試験を行い,グリース潤滑剤を用いた場合に予測されるコンタミネーションレベルについて考察を行った.

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1573668926826701824
  • NII論文ID
    110008456593
  • NII書誌ID
    AA1192675X
  • ISSN
    13491113
  • 本文言語コード
    ja
  • 資料種別
    journal article
  • データソース種別
    • CiNii Articles
    • KAKEN

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