書誌事項
- タイトル別名
-
- Classification of Spoken Languages by Fundamental Frequency
この論文をさがす
説明
言語の韻律的特徴を捉えるために, 音声の基本周波数(F_o)の時間的変化のパターンを, これまでは折れ線で近似してきた. 本稿では指数関数と直線を組み合わせたモデルを提案し, DPを用いて最良近似した. 主成分分析と判別分析のために, F_o, 音声パワー, 折れ線や指数関数の係数, 相対開始周波数, 継続時間について平均, 標準偏差などそれぞれ12個の統計量を求めた. 主成分分析の結果, 提案モデルによる近似が多言語音声の分類に有効であることがわかった. また判別分析では, 提案モデルが折れ線近似よりも優れた判別率を得た. なお, 多言語音声データには21言語を収めたCD-ROMから6言語を選択し, 各言語男性4名の話者を用いた.
収録刊行物
-
- 電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声
-
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 96 (319), 13-20, 1996-10-18
一般社団法人電子情報通信学会
- Tweet
キーワード
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1573668927129955712
-
- NII論文ID
- 110003296261
-
- NII書誌ID
- AN10013221
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- CiNii Articles